DiscordはNSFWサーバーの取り扱い方法を変更しており、特にiOSアプリのユーザーに影響が出る見込みです。同社によると、iOS版Discordは今後全てのNSFWサーバーをブロックするとのことですが、これはAppleのApp Storeにおけるアダルトコンテンツに関するガイドラインが影響している可能性があります。
iOSからのサーバーアクセスに関する変更は、DiscordによるNSFWサーバーへのより広範な取り締まりの一環として行われます。Discordによると、サーバー全体が「NSFWテーマに基づいて構成されている場合、またはサーバーのコンテンツの大部分が18歳以上向けである場合」、NSFWとしてマークされるようになります。
The Vergeが最初に報じたように、Discordは今週、サポートフォーラムへの投稿でこの発表を行い、iOS版Discordアプリへの影響について以下の説明を追加しました。NSFWとしてマークされたサーバーは、iOSアプリから一切アクセスできなくなります。
さらに、iOSプラットフォームの全ユーザー（18歳以上を含む）は、NSFWサーバーへの参加およびアクセスがブロックされます。18歳以上のiOSユーザーは、引き続きDiscordのデスクトップ版およびWeb版でNSFWコミュニティに参加およびアクセスできます。
Discordは、今回の変更がAppleのガイドラインによるものであるとは具体的に言及していません。Appleのユーザー生成アダルトコンテンツに関するガイドラインは以下の通りです。
ユーザー生成コンテンツやサービスが、最終的にポルノコンテンツ、チャットルーレットのような体験、実在の人物を客体化したもの（「イケてるかイケてないか」投票など）、身体的脅迫、いじめなどに利用されるようなアプリは、App Storeには掲載すべきではなく、予告なく削除される場合があります。アプリにウェブベースのサービスから生成されたユーザー生成コンテンツが含まれている場合、成人向けの「NSFW」コンテンツが偶発的に表示されても構いません。ただし、そのコンテンツはデフォルトで非表示になっており、ユーザーがウェブサイトからオンにした場合にのみ表示されます。
これらの変更の詳細については、Discord の Web サイトをご覧ください。
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